エンディングノートに書いておく15のこと

ライフプランニング

ソム子「今はまだ元気だけど、私に何かあったら夫は一人で大丈夫かしら・・・。元気なうちに色々まとめておいた方がいいと思うんだけど、何から手を付けたらいいのか分からないわ。」

こんな悩みにお答えします。

どうしてエンディングノートが必要なの?

  • その①:記憶力の衰えや災害時の備えとして
  • その②:今までの人生やこれからの人生について考え、限りある人生を最期まで楽しむため
  • その③:亡くなって残された人が困らないようにするため

1つずつ見ていきましょう。

その①:記憶力の衰えや災害時の備えとして

2018年時点で65歳以上の高齢者の約7人に1人が認知症だと厚生労働省は発表しています。また、認知症は高齢者だけの病気ではなく、若年性認知症やアルツハイマー病など若い時に発症することもあります。

「若いからまだエンディングノートなんて必要ないよ」なんて言わずに、元気な今だからこそ、友人の連絡先や、保険、資産などについてまとめておきましょう。

エンディングノートには生活に重要な情報がまとめられます。これがあれば自然災害などで自宅を離れなければならない時や、スマホが使えない時にも役に立ちそうですね。

その②:今までの人生やこれからの人生について考え、限りある人生を最期まで楽しむため

エンディングノートには、自分の基本情報(生年月日、住所等)の他に、好きな物や好きなこと、好きな場所なども書きます。また、生まれてから今までの自分の歴史を書く欄もあります。残された人にとっては、思い出話しをしたり、改めてどんな人だったのかを知ることが出来ます。

書く本人にとっても、今までの人生を振り返り、一度棚卸しをしておくことはいいことだと思います。棚卸しをすることで、これからの人生をどうやって過ごしたいのか?夢ややりたいことは何か?行きたい場所や会いたい人は?などが明確になり、これからの人生を大切にしようと考えることにつながります。

その③:亡くなって残された人が困らないようにするため

亡くなってからのことは、自分以外の誰かが行わなければなりません。お葬式に呼んで欲しい人はいますか?親戚のことは家族の人であれば大抵分かりますが、友人や知人の連絡先についてはどうでしょうか?亡くなった時に連絡してほしい人を一覧にしておくと残された人はスムーズに連絡することが出来ます。またお墓の希望を書いておいたり、資産や借入れの状況、金融機関、保険などについても、エンディングノートに記しておくと残された人は助かります。

エンディングノートに書いておく15のこと

お花
さて、エンディングノートの必要性が分かったので、実際に何を書いておけばいいのか見ていきましょう!

1. 自分のことについて

まずは自分自身の基本情報について書きましょう。
記入事項は下記の通りです。

・氏名 ・生年月日 ・住所 ・本籍地 ・出生地 ・趣味 ・好きなことや好きなもの、好きな場所、思い出の場所など

遺産相続の手続きでは、出生から死亡までの全ての戸籍を確認することがあります。戸籍は本籍地のある市町村役場で取得することになりますので、戸籍が何度か変わっている方は、その履歴が分かるようにしておくといいですね。

2. 自分の歴史と将来について

生まれた時のことから幼少期、小学校時代、10代、20代・・・と、その頃の話や、楽しかったこと、大変だったこと、時代背景など、自由に書いてみましょう。
さらに過去のことだけでなく、将来のことについても書いてみましょう。これからのライフプランや夢、やってみたいこと、行ってみたいところ、会いたい人などを書き出してみて、これからの人生をより良くしていきましょう。

夢は書くことで叶いやすくなりますよ!

3. 親戚・友人・知人の名簿

記入事項は下記の通りです。

・氏名 ・住所 ・連絡先 ・関係

これでいざという時にもスムーズに連絡出来ますね。

4. 医療・介護の情報

健康保険証や介護保険証についての情報、持病やアレルギー、薬のこと、かかりつけ医などについて、書いておきましょう。

5. 貯蓄と借入れ

銀行や証券会社の口座を書き出しておきましょう。
預金、定期預金、株、債券、仮想通貨、投資信託、外貨預金などの種類も書いておくといいですね。これを機に、使っていない口座は解約したり、まとめられる物はまとめておくのもいいですね。

また金融資産だけでなく借入れの状況も書いておきましょう。
クレジットカードや住宅ローン、自動車ローンは残っていますか?負の遺産は自分が亡くなったら終わりではなく、相続によって引き継がれるので注意してください。ちなみに借金の保証人についても、自分が亡くなった後、子や孫に引き継がれます😱

6. 保険

生命保険、火災保険、地震保険、自動車保険、損害保険などについて、証券番号や連絡先、内容について書いておきましょう。

7. 年金

基礎年金番号や、年金をもらっている人は年金証券番号、また年金の受取口座も書いておきましょう。

8. 不動産

マイホームはもちろん、資産運用などで所有している不動産についても書き出しておきましょう。

9. その他の資産・財産

宝石や骨董品、貴金属、絵画などの資産価値のあるものや、親などから受け継いでいる大切なものは、記録しておきましょう。

10. 医療や介護の希望

治りにくい病気にかかってしまった際、病名や余命は告知してほしいですか?してほしくないですか?
また、介護状態になった場合のことや延命治療、臓器提供について希望はありますか?
ペットと一緒に暮らしている場合には、もしもの時ペットを誰に預けるか、病気等はあるのかなどの情報も書いておきましょう。

11. お葬式について

お葬式は自分以外の誰かに行ってもらう必要があります。
どんな祭壇にしたいか希望はありますか?
宗教や宗派、菩提寺の連絡先、遺影に使ってほしい写真、棺に入れてほしいもの、呼んでほしい人、お葬式の希望や予算についても書いておきましょう。

12. お墓について

自分が入るお墓はありますか?
有る場合は所在地や連絡先を書いておきましょう。
お墓を受け継いで管理してくれる人がいない場合は、永代供養墓や共同墓、納骨堂など後継ぎのいらないお墓を検討してみてください。

13. 相続について

相続について、自分の想いを書いておきましょう。

家系図も書いておくことで、相続の手続きがスムーズに行えます。実際に色々と調べて書いてみると、小さかった親戚がいつの間にか結婚して子どもがいたり、面白い発見がありますよ。

14. 不用品の処分について

パソコンやスマホは自分が亡くなった後、どう処理してほしいですか?
本体は引き続き使ってもらっても構わないけど、メールや見られたくないデータがあるかもしれません。削除してほしいデータはきちんと書き残しておきましょう(ちゃんと見ないで消してくれたらいいけど・・・)。

またSNS(フェイスブックやツイッター、インスタグラムなど)やHP、ブログなどがある場合には、閉鎖はどうするのか伝えておきましょう。

パソコンやSNSにはIDやパスワードが必要になります。いざという時の為に紙で控えておいて、家族には保管場所を伝えておきましょうね。

15. 残された人たちへのメッセージ

家族や親しい人にメッセージを残しておくと、残された人の悲しみを和らげてくれるかもしれません。家族に好評だった料理のレシピなんかも残っていたら嬉しいですね。

注意点

遺言書と違い、エンディングノートには法的な効力はありません。
ただし、相続の際に故人の意思が分かっている方がもめごとを減らせる効果は期待出来ます。

②エンディングノートには重要なことが書かれているので悪用されないように注意してください。すぐに持ち出せるようにと玄関に置いておくのはやめましょう。ただし、家族とは保管場所を共有しておいてくださいね。
エンディングノートにお葬式の希望が書いてあるのに、お葬式の後エンディングノートが見つかっても意味が無いですからね。

まとめ

エンディングノートは終末期に記入するのではなく、元気なうちに準備しておきましょう。
また一度書いて終わりではなく、年末や誕生月など定期的に更新をしておきましょう。
エンディングノートを活用して一度人生の棚卸しをすることで、今までの人生を振り返り、これからの人生をどう過ごしたいのかを考えるいいきっかけになりますよ。

最後に名言を1つ😌

明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。

マハトマ・ガンジー

では、また!

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